TWELITE_Stage インストール (Windows10)
Windows
以下の環境で開発しています。
Windows10 バージョン 1903
VisualStudio 2019 (32bit ビルド)
FTDI 社の FT232 シリーズが動作するようにデバイスドライバのインストールが必要な場合があります。MONOSTICK や TWELITE-R が認識できていない場合は、https://www.ftdichip.com より D2XX ドライバを導入してみてください。
Visual Studio 2019 の Visual C++ 頒布可能コード(ランタイムライブラリ)が必要になる場合があります。アプリケーションの起動時にエラーが出て起動しない場合は、本パッケージで再配布する TWELITE_Stage¥INSTALL¥VC_redist.x86.exe またはマイクロソフト社のウェブサイトから入手して、インストールしてください。配布バイナリは 32bit です。
TWELITE_Stage インストール (macOS)
macOS
以下の環境で開発しています。
macOS Mojave (10.14.6)
macOS Catalina (10.15.4)
ダウンロードアーカイブには署名しておりません。実行時には、インターネットからダウンロードされたアプリケーションとしてセキュリティ警告が出る場合があります。
TWELITE_Stage をインストールしたパスからの実行許可を要求される場合があります。
ビルド実行時に make ユーティリティのインストールダイアログが出る場合があります。
ツールチェインにはコード署名がなされていますが、コード署名が正しく認証されない場合は、ビルドツールチェイン (ba-elf-gcc など) の実行形式一つずつについて、動作許可を求められる場合があります。
上記は TWELITE_Stage の動作のためには許可を与えたり、インストール作業が必要になります。
※ OSバージョンの違いなどにより、別の手順で行う必要がある場合があります。
コマンドドライン (bash) にて、make を実行した時エラーが出る場合は XCode のインストールを行います。
インストール完了後、make を入力して以下のメッセージが出れば OK です。
MONOSTICKやTWELITE-R には FTDI社 (https://www.ftdichip.com) の FT232 シリーズの半導体が使用されています。利用するためにはデバイスドライバについて対処が必要になる場合があります。
TWELITE_Stageを起動しても、シリアルポートが表示されない場合は、FTDI社のドライバをアンロードする必要があります。
このユーティリティは当社のMONOSTICKやTWELITE-Rが挿入された時に、OS標準のデバイスドライバのロードを抑制するものですが、当社以外のデバイスに(同じUSBのIDを持つもの)対しても抑制します。
https://www.ftdichip.com/Drivers/D2XX.htm より D2xxHelper をダウンロードして使用してください。当アーカイブ TWELITE_Stage/INSTALL フォルダにも同じものを収録しています。
FTDI 関連のドライバをアンロードします。
install
環境に依存して、本アプリケーションが動作しない、また、各種設定が必要な場合があります。問題が発生した場合は、本資料の記述を参考に環境を整備いただくようお願いいたします。
開発環境を構築するためには、ソフトウェア群のインストール、またこれらの利用許諾に同意する必要があります。また、PC、ワークステーション上でセキュリティ設定等が必要になる場合があります。
配布時には十分注意しておりますが、ウィルスなどの確認はお客様のほうでも留意いただくようお願いいたします。
お客様のセキュリティの考え方や運用(例:外部アプリケーションのインストールの可否)については、お客様の環境の管理者にご確認ください。
また、開発環境をインストールまた動作するにあたり、OSが介在し設定等必要になる場合があります(例:開発元が不明なアプリケーションの実行。開発環境または紹介するツール群の多くは、アプリケーションは開発元を証明する仕組みが組み込まれせん)。設定方法については、一般の情報を参考いただくようお願いいたします。
M5Stack
M5Stack用の書き換えは以下をご覧ください。
M5Stack Core または faces をお使いの方は TWELITE STAGE ボードを利用することを推奨します。
TWELITE STAGE ボードのデータシートをご覧ください。
TWELITE DIPとの接続例です。シリアルポート(UART)のTX,RXのみのシンプルな接続です。この接続では TWELITE 上のファームウェアの書き込みなどが行えません。
以下の配線をすることで PGM/RESET/SET ピンが接続されます。TWELITE STAGEアプリケーションの全機能を利用する場合は以下の接続が必要になります。
ハードウェアの接続構成によっては、結線してはいけない場合もあります。ハードウェアの接続については M5Stack の資料も参考の上、十分注意して行ってください。
例: M5Stack faces の GPIO05 ピンは、キーパッドの割り込みピン(出力)が接続されているため、M5Stack側で出力制御を行うことはできません(故障の原因になりえます)。TWELITE STAGEアプリケーションでは、キーパッドに対応するI2Cデバイスを検出した場合は、出力制御しないようにしています。
※ 上記配線にはPS/2接続は記載していません。
TWELITE_Stage インストール (Linux)
Linux
TWELITE R2 のUSBデバイスIDが従来の0403:6001から0403:6015に変わっています。udevの設定追加が必要です。
32bit版は用意しておりません。
Linux環境はディストリビューションやバージョンによって、用意されているパッケージの種類が違っています。個別にパッケージ等のインストールや設定が必要になる場合があります。
エラーメッセージ等を手がかりに一般の情報を参照いただくようお願いいたします。
TWELITE STAGE は以下の環境で開発・動作確認しています。
Ubuntu 16.04, 18.04, 20.04
NNLinux Beta8 64bit
Centos7
TWELITE STAGE から MONOSTICK や TWELITE-R を認識するためには、ftdi_sioモジュールをアンロードし、また、USBデバイスに対して読み書き権限が必要になります。
USBデバイスのIDは以下のようになります。
ベンダーID 0x0403
プロダクトID 0x6001(MONOSTICK,TWELITE R) または 0x6015 (TWELITE R2)
この設定を自動化するための udev の設定スクリプト(Ubuntu, CentOS) を用意しています。/etc/udev/rules.d
に定義をコピーして、設定をリロードしています。設定後は USB デバイスを抜き差ししてから TWELITE_Stage.run
を実行してください。起動直後の画面で USB デバイスが表示されれば、設定が反映されています。
定義ファイル(読みやすいように改行しています)
定義ファイル(読みやすいように改行しています)
必要に応じてお使いのデスクトップ環境に合わせて、プログラムを登録してください。
Ubuntu用の定義ファイル生成スクリプトを用意しています。
このスクリプトは .desktop
ファイル(アプリ定義)を$HOME/.local/share/applications
に作成します。
スクリプト実行後に、アプリケーション一覧に TWELITE STAGE のアイコンが追加されます。