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operation manual
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TWELITE_Stage インストール (Windows10)
Windows
以下の環境で開発しています。
Windows10 バージョン 1903
VisualStudio 2019 (32bit ビルド)
FTDI 社の FT232 シリーズが動作するようにデバイスドライバのインストールが必要な場合があります。MONOSTICK や TWELITE-R が認識できていない場合は、https://www.ftdichip.com より D2XX ドライバを導入してみてください。
Visual Studio 2019 の Visual C++ 頒布可能コード(ランタイムライブラリ)が必要になる場合があります。アプリケーションの起動時にエラーが出て起動しない場合は、本パッケージで再配布する TWELITE_Stage¥INSTALL¥VC_redist.x86.exe またはマイクロソフト社のウェブサイトから入手して、インストールしてください。配布バイナリは 32bit です。
ライセンス
モノワイヤレス 株式会社が配布するTWELITE_Stageの実行形式は MW-SLA-1J,1E
が適用されます。
ソースコードについてはMW-OSSLA-1J,1E
が適用されます。概要はリンク先を参照ください。
お客様がソースコードからビルドした場合は、非商用目的でより制限の緩和されたMW-OSSLA-1J,1E
による運用が可能です。
一部の配布パッケージ(2020/10/9現在では M5Stack用 0.8.9a パッケージのみ)ではMW-SLA-1J,1E
と MW-OSSLA-1J,1E
とのデュアルライセンスを適用しているものもあります。パッケージ内のライセンス記述を確認してください。
商用利用ではMW-SLA-1J,1E
を選択いただくことになりますのでご注意ください。
高品質なソースコードを提供いただいたオープンソースプロジェクトに感謝いたします。
reviese
ソースコードの変更履歴は および を参照ください。
改訂履歴の最新バージョンと、各プラットフォーム向けの配布バージョンと一致しない場合があります。
[ A ]
[ B ]
[ C ]
ボタンで、ポインタから外れたボタンが残ってしまう場合があった
STAGE APPでEnter入力の際にTWELITEに対してCRLFを送信するようにした
MacのFTDIライブラリを更新しApple Silicon(M1)でもシリアル仲介プログラムを利用しなくても、動作できるようになった
Windowsでmsysツール群のPATHを内部設定し、期待しないmakeが呼び出されないようにした
TWELITE未接続でも書き込み画面に移動できるようにした(B,Rキーを入力し、対象のTWELITEモデルを指定する)
VSCodeを利用する設定を行った場合は、ActやTweAppsを選択したときに、ビルドを実行せず、build/以下の.binファイルを書き込む画面を開くようにした。(ビルドはVSCodeから実施します)
いくつかの環境変数を内部的に設定し、TWELITE STAGEから起動したVSCodeにこれらを参照させることで、VSCodeから適切なビルドを実行、VSCodeのコード解釈に対して適切なライブラリソースを参照できるようにした
MWSDKディレクトリ以下にサンプルコードが格納されているが、ビルド対象のディレクトリをドロップすることで、MWSDK以外のディレクトリでもビルドや書き込み作業をできるようにした(ディレクトリ名に空白や日本語文字などが含まれてはいけません)
始動時のコンソール画面に、内部のディレクトリ設定や環境変数の設定内容を表示するようにした
終了時は1秒待ってからSTAGE APPを終了するようにした
Raspberry Pi の対応を強化 (1.0.7pre2)
serial0 の対応(TWELITE STAGE HAT)
Zero 向けビルドを追加(対応ライブラリでビルド&描画フェード機能を無効化)
X11 デスクトップ向けビルドを追加
一般のFTDIデバイス(FT232,FT230)でも利用できるようにした。ファームウェア書き込みモードは手動で行う必要があります
Windowsで、シリアルポート選択画面でc
キーを押すことでWindowsで割り当てられているCOMポートを表示する機能を追加した
ボーレートを115200bpsから変更できるようにした
描画フェード機能を無効にするコマンドラインオプション(-E 0
)を追加。
TWELITE CUE対応(パーサー・CUEビューア)
書換メニューで、書き込み時にベリファイ(比較)を行うようにした。
Apple Silicon暫定対応(TWELITE_Stage.command
はユニバーサルアプリ、シリアル処理用の外部コマンドsersrv_ftdi.command
、Toolsは Rosetta2 で動作可能な intel バイナリを再ビルド、シリアル通信は外部コマンド経由のため遅くなります)
ディレクトリ構成で MWSTAGE/MWSDK/Tools
を MWSTAGE/Tools
に移動した。(MWSDKをMWSDK_COMMONレポジトリをそのまま利用できるようにするため)
TWELITE_Stage.ini (起動ファイル名から拡張子を取り除き .ini を付加) を、起動時に読み込みMWSDKディレクトリを選択できるようにした。(古い版のライブラリ一式を簡単に切り替えられるようにした)
画面描画用のSDL2ライブラリを 2.0.12 に変更した (Windows, MacOS, RaspberryPi)。
Windows では static ビルドとして DLL ファイル不要とした。
make -j による並列ビルド数を(物理CPU数 - 1)とした。
書換メニューのいくつかの場所で、シリアルポートの再オープンを明示的に行うようにした。デバイスの抜き差しを行ったときなどにUSB接続が切断した場合などに、復帰しやすいようにした。
Alt(Cmd)+Shift+m, t で mwx, twesettings を開くとき TWENET/usever.mk
記載のディレクトリを
開くようにした。
[Raspberry Pi] 初回起動時に /dev/serial0 での書込メニュー遷移が失敗する問題を修正。
起動時にAlt(Cmd)押し下げ時のヘルプメッセージが出現しない場合がある。Alt(Cmd)+0を入力することで表示されます。
書換メニューでファイル名が長すぎる場合に、行の行事が乱れる場合がある。
Apple Siliconでの動作については十分な検証を行っていません。
(※包括的な検証を実施しないバージョンです)
Raspberry Pi での動作
その他、機能調整
最上位メニューにも [ウェブ] ボタンを追加し、関連リンクをブラウザで開けるようにした。
Linux版のフォルダ、ウェブ、VS Code で開く機能を実装した。
TWELITE 無線モジュールが頻繁に UART 出力している場合に、書き込みメニューへ遷移しづらいことがあった
M5Stack版で MW-SLA-1J,E
/ MW-OSSLA-1J,E
のデュアルライセンスとし、readme-j.txt
を更新した。
ビューア一覧表示に[ウェブ]ボタンを追加し、関連サイトを開く機能を追加など。
ビューア>コマンダーの追加
標準アプリ 0x80 コマンド
NOTICE PALのLED制御 (App_Wingsにコマンドを送付)
ビューア>PALビューアのNOTICE PAL対応。
Actエクストラのメニューを追加
Act_samplesより高度なもの
外部のオープンソースライブラリ(センサー手続きなど)を利用したもの
マウスによる操作を拡大 (リスト、ボタン、タブ)
マウス移動でフォーカス、左クリックで確定、右クリックは[ESC]キー入力
画面表示負荷の低減
アプリケーションがバックグラウンドの時はスクリーンセーバーを無効にした
アプリケーションがバックグラウンドの時は、描画回数を減らして CPU 負荷を減らした
ビルドプロジェクト(Act, TWE_Apps, Actエクストラ)の一覧の機能強化
項目選択時に下部に概要を表示 (000desc.txtを読み込む。TWE_Descクラスにより処理)
プロジェクトフォルダを開く(またはVSCodeで開く)機能
関連ウェブサイトを開く機能
ALt+Shift+m mwxライブラリ、Alt+Shift+t twesettingsライブラリを開く機能
ビルドメニュー中で選択中のフォルダやビルドエラーファイルを開けるようにした。
ログ(シリアルポート入出力)機能の追加
(Alt/Cmd+L)でログの開始・終了
ログファイルを {TWELITE_Stage 実行形式のあるディレクトリ}/log に格納
ファイル名は twestage_{日付-時刻}.log
Shift+Alt/Cmd+L でログファイルディレクトリを開く
その他、変更・修正など
シリアル(FTDI)デバイス名、IDの表示方法を変更
App_UARTでインタラクティブモードに遷移しなかった問題を修正
ディレクトリドロップ時の挙動を変更した (これまではバイナリ書き込みになる場合があったが、メニュー遷移とした)
ターミナル長押し時[C]でリセットに加え、画面クリアするようにした。
M5Stack で設定を保存するときにハングアップし、設定内容が初期化される場合があります。
2020_05 リリース版
ウインドウアイコンの追加
BINファイル一覧画面での最大リスト数の制約を緩和 (win/linux/mac)
Glancerビューアの追加
解説文面等の調整
コンソール画面の描画の調整
ファーム書き込み後の移動先画面(インタラクティブモードかターミナルか)の設定が動作していなかった
Alt(or Cmd)+W の割り当てを変更
その他不具合の修正
Linux 版リリース初版
リリース初版
名前
記述
SDL2
Simple DirectMedia Layer Copyright (C) 1997-2020 Sam Lantinga
getopt
Copyright (c) 1987, 1993, 1994
The Regents of the University of California. All rights reserved.
regex
regex - Regular expression pattern matching and replacement
By: Ozan S. Yigit (oz) Dept. of Computer Science York University
printf
Copyright (c) 2014 Marco Paland
東雲フォント
2001 The Electronic Font Open Laboratory
M+ BITMAP FONTS
Copyright 2002-2005 COZ coz@users.sourceforge.jp
TWELITE_Stage インストール (Linux)
Linux
TWELITE R2 のUSBデバイスIDが従来の0403:6001から0403:6015に変わっています。udevの設定追加が必要です。
32bit版は用意しておりません。
Linux環境はディストリビューションやバージョンによって、用意されているパッケージの種類が違っています。個別にパッケージ等のインストールや設定が必要になる場合があります。
エラーメッセージ等を手がかりに一般の情報を参照いただくようお願いいたします。
TWELITE STAGE は以下の環境で開発・動作確認しています。
Ubuntu 16.04, 18.04, 20.04
NNLinux Beta8 64bit
Centos7
TWELITE STAGE から MONOSTICK や TWELITE-R を認識するためには、ftdi_sioモジュールをアンロードし、また、USBデバイスに対して読み書き権限が必要になります。
USBデバイスのIDは以下のようになります。
ベンダーID 0x0403
プロダクトID 0x6001(MONOSTICK,TWELITE R) または 0x6015 (TWELITE R2)
この設定を自動化するための udev の設定スクリプト(Ubuntu, CentOS) を用意しています。/etc/udev/rules.d
に定義をコピーして、設定をリロードしています。設定後は USB デバイスを抜き差ししてから TWELITE_Stage.run
を実行してください。起動直後の画面で USB デバイスが表示されれば、設定が反映されています。
定義ファイル(読みやすいように改行しています)
定義ファイル(読みやすいように改行しています)
必要に応じてお使いのデスクトップ環境に合わせて、プログラムを登録してください。
Ubuntu用の定義ファイル生成スクリプトを用意しています。
このスクリプトは .desktop
ファイル(アプリ定義)を$HOME/.local/share/applications
に作成します。
スクリプト実行後に、アプリケーション一覧に TWELITE STAGE のアイコンが追加されます。
install
環境に依存して、本アプリケーションが動作しない、また、各種設定が必要な場合があります。問題が発生した場合は、本資料の記述を参考に環境を整備いただくようお願いいたします。
開発環境を構築するためには、ソフトウェア群のインストール、またこれらの利用許諾に同意する必要があります。また、PC、ワークステーション上でセキュリティ設定等が必要になる場合があります。
配布時には十分注意しておりますが、ウィルスなどの確認はお客様のほうでも留意いただくようお願いいたします。
お客様のセキュリティの考え方や運用(例:外部アプリケーションのインストールの可否)については、お客様の環境の管理者にご確認ください。
併せて「アプリケーションの配布と実行について」をご覧ください。以下に関する話題が含まれます。
ダウンロードしたファイルとの同一性の確認について
macOS/Windows上でのコード署名の取り扱いについて
TWELITE_Stage インストール (Raspberry Pi) - 暫定版
RasPi
TWELITE Stage アプリは Raspberry Pi で動作します。
X11を用いないフレームバッファによる描画を行います。
マウスとタッチスクリーンに対応します。
ビルドツールチェインが付属しコンパイルも可能です。
TWELITE STAGE は以下の環境で開発・動作確認しています。
Hardware
Raspberry Pi 3 Model B
LCD Screen: Raspberry Pi Touch Display (7")
OS & distribution
Raspberry PI OS (32bit) Lite (Version:August 2020)
1回目の起動で /dev/serial0
の動作が失敗することがある。
Raspberry Pi 4B ではタッチスクリーンの動作は未検証です。
TWELITE STAGE への入力文字列が/dev/tty1
上で動作してるシェルやgettyへ入力文字列がそのまま渡されます。/dev/tty1
から起動することを推奨します。
他のインストールや動作のプログラム(X11など)に影響を受けることがあります。
ダウンロードしたアーカイブファイルは、パス名に空白や日本語などが含まれないディレクトリに展開します。
以下ではRaspberry Piのホームディレクトリに展開してます。
TWELITE STAGE から MONOSTICK や TWELITE-R を認識するためには、ftdi_sioモジュールをアンロードし、また、USBデバイスに対して読み書き権限が必要になります。
USBデバイスのIDは以下のようになります。
ベンダーID 0x0403
プロダクトID 0x6001(MONOSTICK,TWELITE R) または 0x6015 (TWELITE R2)
この設定を自動化するための udev の設定スクリプトを用意しています。/etc/udev/rules.d
に定義をコピーして、設定をリロードしています。設定後は USB デバイスを抜き差ししてから TWELITE_Stage.run
を実行してください。起動直後の画面で USB デバイスが表示されれば、設定が反映されています。
定義ファイル(読みやすいように改行しています)
上述の環境では、raspi-config
よりシリアルポートの設定をすることで /dev/serial0
が利用可能になります。
TWELITE, RaspberryPi ともに製造元のマニュアルを参照ください。
DIP# は TWELITE DIP のピン番号です。
上記配線は TWELITE 無線マイコンモジュールが安定稼働することを保証するものではありません。
X11のデスクトップ上では動作しません。X11を終了しておきます。
TWELITE_Stage.run
を実行します。スクリーン画面上のTWELITE Stageアプリが表示されます。
マウスとタッチパネルに対応します。
TWELITE Stage アプリ中で、入力した文字はコンソール画面にも表示される場合があります。
TWELITE_Stage.run
起動時に以下のエラーが出る場合があります。
無視しても構いません。
ビルド時はCPU数が4以上の場合は、CPU数を一つ引いた値の並列コンパイルを実行します(4コアなら3並列)。場合によってはメモリ不足が発生するかもしれません。その場合は並列数を変更してください。
この情報は十分な検証を行っていません。
以下の設定が必要です。OpenGL関連のドライバが有効にする必要があります。
raspi-config
の Advanced Settings → A2 GL Driver → G2 GL (Fake KMS) を選択する
libgles-dev
パッケージを導入しておく
タッチスクリーンの動作は未検証です
TWELITE_Stage インストール (macOS)
macOS
以下の環境で開発しています。
macOS Mojave (10.14.6)
macOS Catalina (10.15.4)
macOS BigSur (11.1, Device Transfer Kit)
ダウンロードアーカイブには署名しておりません。実行時には、インターネットからダウンロードされたアプリケーションとしてセキュリティ警告が出る場合があります。
TWELITE_Stage をインストールしたパスからの実行許可を要求される場合があります。
ビルド実行時に make ユーティリティのインストールダイアログが出る場合があります。
ツールチェインにはコード署名がなされていますが、コード署名が正しく認証されない場合は、ビルドツールチェイン (ba-elf-gcc など) の実行形式一つずつについて、動作許可を求められる場合があります。
上記は TWELITE_Stage の動作のためには許可を与えたり、インストール作業が必要になります。
※ OSバージョンの違いなどにより、別の手順で行う必要がある場合があります。
コマンドドライン (bash) にて、make を実行した時エラーが出る場合は XCode のインストールを行います。
インストール完了後、make を入力して以下のメッセージが出れば OK です。
MONOSTICKやTWELITE-R には FTDI社 (https://www.ftdichip.com) の FT232 シリーズの半導体が使用されています。利用するためにはデバイスドライバについて対処が必要になる場合があります。
TWELITE_Stageを起動しても、シリアルポートが表示されない場合は、FTDI社のドライバをアンロード(無効に)する必要があります。以下の「参考」を参照ください。
このユーティリティは当社のMONOSTICKやTWELITE-Rが挿入された時に、OS標準のデバイスドライバのロードを抑制するものですが、当社以外のデバイスに(同じUSBのIDを持つもの)対しても抑制します。
https://www.ftdichip.com/Drivers/D2XX.htm より D2xxHelper をダウンロードして使用してください。当アーカイブ TWELITE_Stage/INSTALL フォルダにも同じものを収録しています。
FTDI 関連のドライバをアンロードします。
get latest version
TWELITE STAGE アプリは以下の方法で配布しています。
Windows/Mac/Linuxプラットフォーム用で、開発ツールなどを含め一式を配布します。
更新履歴に最新のTWELITE STAGE SDK から TWELITE STAGE アプリの更新がある場合や、M5Stack版の配布は以下より行います。配布バージョンはGitHub上のtagを確認ください。
TWELITE STAGEアプリは、安定板として配布される最新版のTWELITE STAGE SDKでの動作を目的としています。より旧いSDKでは、新しいTWELITE STAGEアプリは正常動作しない場合があります。
Windows10
Mac (macOS)
M5Stack
TWELITE STAGE のソースコードを含む MWM5 ライブラリは以下より入手できます。
Windows
macOS
Linux
RasPi
Windows/macOS/Linux では、始動時にTWELITE無線マイコンが接続されているシリアルポートを選択する画面になります。
シリアルポートは Alt(Cmd)+0,1,2,...
のキー操作でいつでも切り替えが可能です。
Windows
c
キーを押すと、リストで反転中のシリアルポートのCOMポート名が表示されます。
RasPi
Raspberry Pi ではUSBデバイスに加えて/dev/serial0
/dev/serial1
があれば serial0
, serial1
が表示されます。通常はserial0
を使用します。
M5Stack
M5Stack用の書き換えは以下をご覧ください。
M5Stack Core または faces をお使いの方は TWELITE STAGE ボードを利用することを推奨します。
TWELITE STAGE ボードのデータシートをご覧ください。
TWELITE DIPとの接続例です。シリアルポート(UART)のTX,RXのみのシンプルな接続です。この接続では TWELITE 上のファームウェアの書き込みなどが行えません。
以下の配線をすることで PGM/RESET/SET ピンが接続されます。TWELITE STAGEアプリケーションの全機能を利用する場合は以下の接続が必要になります。
ハードウェアの接続構成によっては、結線してはいけない場合もあります。ハードウェアの接続については M5Stack の資料も参考の上、十分注意して行ってください。
例: M5Stack faces の GPIO05 ピンは、キーパッドの割り込みピン(出力)が接続されているため、M5Stack側で出力制御を行うことはできません(故障の原因になりえます)。TWELITE STAGEアプリケーションでは、キーパッドに対応するI2Cデバイスを検出した場合は、出力制御しないようにしています。
※ 上記配線にはPS/2接続は記載していません。
TWELITE 統合環境
資料の取り扱いについてをご参照ください。 お気付きの点がありましたら、当サポート窓口にご連絡いただければ幸いです。
この資料は TWELITE STAGE SDK 2020-12 (MWSTAGE2020_12), TWELITE STAGE APP 1.0 に基づいています。
TWELITE STAGE APP (トワイライト ステージ アプリ) は、TWELITE 無線マイコンシリーズのアプリを書き換えたり、実行結果を閲覧するツールです。
Windows/macOS/Linux ではコンパイラ・サンプルコードなどを格納した MWSDK が含まれます。これら詳細は以下を参照下さい。
MWSDK全般 - https://sdk.twelite.info/
MWXライブラリ - https://mwx.twelite.info/
様々なプラットフォームで動作するように設計されています。
Windows10
macOS (High Sierra 以降)
Linux (Ubuntu18.04)
Raspberry Pi (Raspberry Pi 3 Model B, Lcd Touch Screen, Raspberry Pi OS August-2020)
M5stack
※ プラットフォームによって、動作条件や配布形式、また実装機能が異なります。
対応プラットフォームを示すため以下の記載しているページがあります。
Windows
-- Windows10
macOS
-- Mac OS X, macOS
Linux
-- Linux (Ubuntuなど)
RasPi
-- RaspberryPi
M5Stack
-- M5Stack core, faces
Windows
macOS
Linux
M5Stack
RasPi
ANSIエスケープシーケンス(の一部)に対応した簡易ターミナルです。TWELITE 無線マイコンと直接入出力を行います。
Windows
macOS
Linux
RasPi
M5Stack
TWELITE STAGEアプリを通じた操作について解説します。
Windows
macOS
Linux
RasPi
M5Stack
Windows
macOS
Linux
RasPi
Windows/macOS/Linuxでは、Alt(またはCmd)を押し続けることでヘルプ画面を表示します。ヘルプ画面ではAlt(Cmd)と一緒に操作できるキーの説明や一部動作状況を表示します。
Windows
macOS
Linux
RasPi
Windows/macOS/LinuxでのAlt(Cmd)を押しながらの操作について解説します。表中ではAlt(Cmd)+の表記は省略しています。Alt(Cmd)を押すとヘルプ画面が出てきて使用可能なキーは確認できますが、下表に補足します。
Windows
macOS
Linux
RasPi
Windows/macOS/Linuxでは、M5Stack にあるハードウェアボタンをエミュレートするため、画面下部にマウスを移動すると [ A ]
[ B ] [ C ]
といったオーバーレイ表示が行われます。ボタンはクリック(ボタン押上)と、長押しクリックをエミュレートします。
Windows
macOS
Linux
RasPi
Windows/macOS/Linuxでは、TWELITE STAGE の画面構成は文字列のみで構成されますが、メニューやボタン、タブについてはマウスによる操作が可能です。
Windows
macOS
Linux
M5Stack
RasPi
階層化されたメニューの最上位です。
Windows
macOS
Linux
M5Stack
RasPi
TWELITE無線マイコンのアプリ(ファームウェア)を書き換えます。
Windows
macOS
Linux
RasPi
では、アクト(Act)などソースコードからのビルド(コンパイル)を行い、書き込みます。
M5Stack
では、しておいた、ビルド済みの.BINファイル(ファームウェア)を書き込むことができます。
Windows
macOS
Linux
M5Stack
RasPi
のを解釈します。
TWELITE無線マイコンにはApp_Twelite(標準アプリ)またはApp_Wingsを書き込んでおき、通信相手からのシリアルメッセージが表示されていることを確認してから使用します。
通信相手はApp_Twelite(標準アプリ)で、標準アプリのボタンやアナログ入力の状態のメッセージ (0x81メッセージ) を受信すると、その内容を mwm5 のパーサーライブラリにより解釈して表示します。
Windows
macOS
Linux
M5Stack
RasPi
のを解釈します。
PALビューア はv1.0.9から PAL/CUE/ARIAビューア に名称を変更しTWELITE ARIAの表示にも対応します。
TWELITE無線マイコンにはApp_Wingsを書き込んでおき、通信相手のTWELITE PALからのシリアルメッセージが表示されていることを確認してから使用します。事前にApp_WingsのアプリケーションIDやチャネルを設定しておく必要があります。
通信相手はTWELITE PALです。
App_Wings経由で無線パケット由来のシリアルメッセージが得られたときに、PAL子機のID (1..32まで) に対応するリスト項目に、PALの種別とセンサー情報などを簡易表示します。
現在表示されるリスト画面中に新しく受信した情報が表示されたときは、そのエントリ行にカーソルが移動します。
Windows
macOS
Linux
M5Stack
RasPi
Glancerはglanceする人という英単語で、を簡易表示するものです。TWELITE無線マイコンにはApp_Wingsを書き込んでおき、通信相手 (App_Twelite, TWELITE PAL, ... アプリケーションIDとチャネルが一致すれば混在も可) からの情報を表示します。
画面は2種類の構成になっています。
通信相手からの情報を列挙します。表示内容は(メッセージの種別、論理ID、シリアルID、LQI(Lq)、電源電圧(情報に含まれていれば)、受信時間)です。
一覧表示で項目を移動し反転表示になったところで選択操作を行うことで、この画面に遷移します。特定の通信相手に関する情報を到着順に表示します。
選択されてからの受信パケット数と LQI の平均値が表示されます。
Windows
macOS
Linux
M5Stack
RasPi
や通知メッセージを解釈します。
CUEビューア は v1.0.9 から CUE/ARIAビューアに名称を変更し、TWELITE ARIAの表示に対応します。本解説中には新旧バージョンのキュプチャ画像が混在します。
TWELITE CUEのデフォルト設定(CUEモード)は、コイン電池でも動作できるスリープを用いた間欠駆動をしながら、いくつかの要因により起床し、起床後様々な情報を送信しいます。
CUEモードはTWELITE CUEの動作をお試しいただく目的で、搭載センサー、LEDをすべて動作させています。
タイマーの起床(設定値による定期起床)
加速度の検出による起床
磁気センサーによる起床(磁石が近づいたことを検出した場合)
検出イベント(後述)
モジュール電源電圧
磁気センサーの検出値
加速度データ
パケットの基本情報を表示します。
TWELITE CUEのデフォルトの出力では、必ず加速度イベントとして出力します。起床要因に関わらず、起床後には一定サンプル数の加速度計測を行います。この加速度の結果に応じたイベントが送信します。
加速度により起床の検出閾値・イベントの検出条件について、定量的な定義は案内しておりません。
モジュールの電源電圧[mV]です。
検出された磁石の極または未検出を表示します。
磁気センサーの検出による起床かどうかの表示はありません。
起床後に計測された加速度を表示します。
このタブはTWELITE STAGE APP v1.0.9以上で使用できます。
TWELITE ARIAのデフォルト設定(ARIAモード)は、コイン電池でも動作できるスリープを用いた間欠駆動をしながら、いくつかの要因により起床し、起床後様々な情報を送信しいます。
タイマーの起床(設定値による定期起床)
磁気センサーによる起床(磁石が近づいたことを検出した場合)
モジュール電源電圧
磁気センサーの検出値
温湿度データ
パケットの基本情報を表示します。
TWELITE ARIAから受信した過去9回分のデータの履歴を表示します。上にあるほど新しいデータです。
TWELITE STAGE APPが起動してからデータを受信するまでの時間[秒]です。
モジュールの論理デバイスIDです。
モジュールの電源電圧[mV]です。
モジュールが計測した温度(℃)です。
モジュールが計測した湿度(%)です。
検出された磁石の極または未検出を表示します。
磁気センサーの検出による起床かどうかの表示はありません。
簡易マニュアルです。
Windows
macOS
Linux
M5Stack
RasPi
コマンダーは、TWELITE無線マイコンにシリアルメッセージを送付するものです。コマンダーの最初の画面は留意事項について記載しています。
画面上部にはテキストで表現されたタブがあり、これをマウスでクリックすることでタブ中の画面に移動します。
この画面は の を生成し、送付します。TWELITE無線マイコンにはApp_TweliteまたはApp_Wingsを書き込んで、アプリケーションID・チャネルを設定し、通信相手からメッセージが受信されていることを確認します。
各項目を変更するたびにコマンドが生成されます。送信ボタンを押すと、現在の設定のコマンドを再度送信します。
各項目を変更するたびにコマンドが生成されます。点灯ボタンを押すと、現在の設定のコマンドを再度送信します。
画面下部には、コマンドが生成されたタイムスタンプと :
で始まるコマンドが表示されます。クリップボードにはこの画面の内容がコピーされます。
M5Stackでは、320x240画面上の液晶と3つのボタンを用いて操作します。各種操作にはキーボードを必須とするものもあるためを推奨します。
この画面は通知のを生成します。TWELITE無線マイコンにはApp_Wingsを書き込んで、アプリケーションID・チャネルを設定し、通信相手からメッセージが受信されていることを確認します。
キー | 意味 |
I | + + + を入力します。インタラクティブモードに入るキーシーケンスです。 ※ スリープによる間欠動作を行うアプリは + + + ではインタラクティブモードになりません。 |
R | モジュールをリセットする。TWELITE R や MONOSTICK の機能を用いてリセットピンの制御を行います。 |
A, S, D | A, B, C ボタンを押します。 |
Shift + A, S, D | A, B, C ボタンを長押しします。 |
C | 表示されている画面の文字列をクリップボードにコピーします。(画面によって範囲は異なります) |
V | クリップボードからキーボード入力としてペーストします。 |
F | フルスクリーンに遷移します。Shift+Fは、可能であれば、より拡大します。 |
G | 画面の描画方法を変更します。320x240の液晶画面をエミュレートしていますが、拡大時の描画方式として(1. 液晶モニタ風の描画 / 2. ブラウン管風の描画 / 3. ドットを目立たせた拡大 / 4. ドットをぼやかせた拡大)の4種類が選択できます。 ※ 設定メニューで起動時設定にできます。 |
J | 画面サイズを選択します。選択可能な画面サイズは(640x480 / 960x720 / 1280x720 / 1280x960 / 320x240)です。 ※ 設定メニューで起動時設定にできます。 |
Q | TWELITE STAGE を終了します。 |
0 | シリアルポートを切断し、再度シリアルポートの一覧を表示します。 |
1,2,.. | シリアルポートを選択します。 |
L | シリアルポートの入出力のログを開始します。終了時にはログファイルが Windows であればメモ帳、macOS であれば ログビューアで開かれます。Shift+L でログ格納フォルダを開きます。 |
マウス | 意味 |
マウスポインタの移動 | クリック操作が可能な範囲にポインタを移動すると、文字列が反転したり文字の色が変わります。 |
左クリック | 要素を選択します。クリック直後に要素中の文字列が太字表示になり、約0.3秒後に選択が実行されます。 |
右クリック | ESCキーの入力を行います。 |
ホイール | リスト項目では項目の上下選択を行います。 |
操作 |
[ A ] | 割当なし |
[ A ] 長押し | この画面を抜け、前メニューに戻る |
[ B ] | フォントを変更します。 |
[ B ] 長押し | テスト用のダミーデータによる画面表示を行います。 |
[ C ] | 割当なし |
[ C ] 長押し | TWELITE 無線モジュールのリセットピンを制御し、リセットします。 |
ESC | ESCキーを入力することで、この画面を抜けます。 |
操作 |
[ A ] | リストの前ページに移動する。 |
[ A ] 長押し | この画面を抜け、前メニューに戻る |
[ B ] | フォントを変更します。 |
[ B ] 長押し | テスト用のダミーデータによる画面表示を行います。 |
[ C ] | リストの次ページに移動する。 |
[ C ] 長押し | TWELITE 無線モジュールのリセットピンを制御し、リセットします。 |
ESC | ESCキーを入力することで、この画面を抜けます。 |
操作 |
[ A ] | リストの前項目に移動する。 |
[ A ] 長押し | この画面を抜け、前メニューに戻る |
[ B ] | 選択表示に移行します。 |
[ B ] 長押し | 項目をソートします。ソートを実行するたびに、ソートキーは順に変わります。 |
[ C ] | リストの次項目に移動する。 |
[ C ] 長押し | TWELITE 無線モジュールのリセットピンを制御し、リセットします。 |
ESC | ESCキーを入力することで、この画面を抜けます。 |
操作 |
[ A ] | 割当なし |
[ A ] 長押し | この画面を抜け、選択画面に戻る。 |
[ B ] | 割当なし |
[ B ] 長押し | 割当なし |
[ C ] | 割当なし |
[ C ] 長押し | TWELITE 無線モジュールのリセットピンを制御し、リセットします。 |
ESC | この画面を抜け、選択画面に戻る。 |
検出イベント | 番号 | 解説 |
ダイス | 1(0x00) .. 6(0x06) | 定期起床と磁気センサー検出起床を起点に判定されます。起床後大きな加速度が検出される場合は、判定不可としたイベント(0xFF)が検出される場合があります。 |
ムーブ | 16(0x10) | 加速度センサーが一定以上の加速度を検出したときに起床したときに、ムーブまたはシェイクのイベントが発生します。ムーブは、計測した加速度の変化があまり大きくない場合に発生します。(加速度の変化は検出したが、連続的な加速度の変化がなかった場合) |
シェイク | 8(0x08) | 加速度センサーが一定以上の加速度を検出したときに起床したときに、ムーブまたはシェイクのイベントが発生します。シェイクは、計測した加速度の変化が比較的大きい場合に発生します。(加速度の変化は検出し、連続的な加速度の変化が検出できた場合。シェイクの名前の通りCUEを振り続けていると発生します) |
サンプル | 加速度のサンプル数を表示しています。10サンプル固定です。 |
レートID | 加速度のサンプルレートです。04固定で100Hzです。 |
X,Y,Z | 3つの軸の加速度です。8サンプル分の平均値として求めています。単位はミリG (1000mG=1G=9.8m/s2)です。 |
項目 | 内容 |
宛先 | 送信先です。自身が子機の場合は「親機:0」宛を指定してください。自身が親機の場合は「全子機=0x78」または特定の子機ID(1..8まで指定可能)を指定します。 |
DI1..DI4 | DI1からDI4までの設定状態です。■は選択(LOW=GNDレベル)、□は(HIGH=VCCレベル)を意味します。下項目のSELを指定してください。 |
SEL | 各DIの選択ビット(0ならDIの指定は無視し、1なら指定を有効化する) |
PWM1..4 | PWMのデューティ比を設定します。0はGNDレベル相当、1024(100%)はVCCレベル相当です。N.A.にしたPWMポートは変更しません。 ※ TWESTAGE基板のPWM1のLEDはVCCからの吸い込みとなっているため、0で最も明るく点灯し、100%では消灯となります。 |
項目 | 内容 |
子機ID | 送信先です。1..8を指定します。子機にも同じIDを割り振っておきます。 |
色 | 点灯色を7色から指定します。白は2種類ありますが、1つはRGBの混色で1つは白色LED単体の点灯です。 |
明るさ | 0..15で指定します。0は消灯です。 |
点灯点滅 | 点灯または点滅パターンを選択します。 |
点灯時間 | コマンド発行後、一定時間経過すると自動的に消灯する機能です。 |
消灯ボタン | 消灯メッセージを生成します。 |
点灯ボタン | 現在の設定を送信します。 |
Windows
macOS
Linux
RasPi
直前に指定・書換実行した項目を再選択します。
選択した項目によって、以下のいずれかの振る舞いになります。
選択プロジェクトの再書換
直線選択した一覧画面
Windows
macOS
Linux
RasPi
M5Stack
インタラクティブモードへの遷移と操作を行います。
この画面はターミナルとほぼ同じ振る舞いをしますが、インタラクティブモード遷移のための操作と離脱の検出を行うなど、インタラクティブモードに固有の機能が追加されています。
TWELITE無線マイコンからの入出力を用いて動作しているため、シリアル通信に文字化けなどが発生した場合など、期待通りにインタラクティブモードへの遷移や離脱が出来ない場合もあります。
ターミナルによるインタラクティブモードへの遷移と操作も可能です。
ターミナルではSETピンの操作は行わないため、手動でSETピンをLOに設定する必要があります。
+ + + 入力Alt(Cmd)+I
やモジュールリセットAlt(Cmd)+R
を行う操作は定義されています。
大まかな処理の流れを記載します。
Windows
macOS
Linux
RasPi
シリアルポートを選択しなおします。
Alt(Cmd)+0
, Alt(Cmd)+1,2,..
による操作を行っても構いません。
TWELITE STAGE APP は、TWELITE STAGE SDKパッケージ内のフロントエンドアプリケーションとして動作します。ここでは、そのフォルダ構成について解説します。
MWSDK フォルダには、TWELITE無線マイコンのソフトウェアを構築するためのライブラリや、サンプル、TWELITE APPS のソースコードが含まれます。
MWSDK/
フォルダの替わりに別のフォルダを指定したいときに編集します。複数のライブラリバージョンを混在させる場合に便利です。上記の例では MWSDK2020_10
フォルダを利用します。
TWELITE STAGE APP の [BINから選択] メニューを選択したとき、このフォルダにある TWELITE 無線マイコン用のファームウェアファイル (.BIN) が列挙されます。
TWELITE STAGE APP でシリアルポートのログ機能を実行したときに、このフォルダにログファイルが格納されます。
gcc, g++ などのクロスコンパイラの toolchain などが含まれます。
プラットフォーム特有のユーティリティもこのフォルダに格納されます。詳しくは Tools/reame-j.txt
を参照してください。
本機能は標準的に提供する機能外として粗紹介します。記載の内容と異なった動作になる場合もあります。
以下の順でビルドプロジェクトフォルダ (Act_samples など) を検索します。
TWELITE STAGE APPが起動したときのフォルダ
TWELITE STAGE APPの実行形式があるフォルダ
{MWSDKフォルダ}/..
{MWSDKフォルダ}
MWSDK は TWELITE STAGE APP の実行形式があるフォルダを起点に検索します。
Wks_Acts
フォルダが存在する場合は、Act_samples
フォルダの替わりに、このフォルダをメニューの[Actビルド&書換]メニューから参照します。
自身で作成するビルドプロジェクトを Wks_Acts に格納したいといった用途を想定しています。
Windows
macOS
Linux
フォルダまたは.BINファイルをTWELITE STAGE APP 画面中にドラッグ&ドロップできます。ドロップした対象に対して操作を行うときに選択します。
.BINファイルをドロップしたときは、そのファイルが格納されるフォルダをドロップした場合と同様の振る舞いで、そのフォルダにあるファームウェア一覧が表示されます。
項目 | 解説 |
#???? | これまでの受信パケット数です。 |
種別 |
ID | 送信元の論理IDです。通常は0..100の値になります。 |
AD | 送信元のシリアル番号です。 |
LQ | LQI、電波強度に対応する値です。 |
SQ | パケットの続き番号です。 |
項目 | 解説 |
#???? | これまでの受信パケット数です。 |
種別 |
ID | 送信元の論理IDです。通常は0..100の値になります。 |
AD | 送信元のシリアル番号です。 |
LQ | LQI、電波強度に対応する値です。 |
SQ | パケットの続き番号です。 |
Windows
macOS
Linux
RasPi
M5Stack
各種設定を行います。
この画面のメニューはマウス操作できません。
以下の解説のメニュー中では、プラットフォームによっては存在しない項目がありますが、全てを列挙して解説します。
共通メニュー以外の色設定については、解説を省略します。
この画面ではデータセーブ領域のメンテナンスを行うユーティリティです。EEPROM(64バイトを1セクタとして最大60セクタ、3840バイト)をエミュレートしています。
Windows
macOS
Linux
ではTWELITE_Stage.sav
ファイルに保存されます。
M5Stack
ではフラッシュメモリのEEPROMエミュレート領域に保存されます。
操作 |
[ A ] | + + + シーケンスの入力(インタラクティブモード) |
[ A ] 長押し | この画面を抜け、前メニューに戻る |
[ B ] | 大きなフォントで表示する。最初の画面の部分領域を表示します。カーソルが画面中に表示されるように領域を選びますが、画面出力によっては見たい部分が見えない場合もあります。 |
[ B ] 長押し | 折返し制御のON/OFF。標準では折返し表示を行うようになっていますが、折り返ししないように表示することもできます。画面右端以降の文字列は表示されません。 |
[ C ] | ファーム書換画面に移動します。ファームウェアの開発中には頻繁にソースコードの修正、動作確認、ビルド&書き込みを行うため、ショートカットを用意しています。 |
[ C ] 長押し | TWELITE 無線モジュールのリセットピンを制御し、リセットします。 |
ESC ESC | ESCキーを2回素早く入力することで、この画面を抜けます。 ※ 殆どの画面ではESCキーを1回押すことで画面から抜ける操作となっていますが、ターミナルではESCキーの単独入力を使用する場合があるため、2回連続入力の割当になっています。 |
キー | 意味 |
ESC | キャンセル、前画面に戻る |
Enter | 入力、選択 |
カーソル↑↓ | 項目の選択 |
操作 |
[ A ] | タブの移動(左) |
[ A ] 長押し | この画面を抜け、選択画面に戻る。 |
[ B ] | 割当なし |
[ B ] 長押し | 割当なし |
[ C ] | タブの移動(右) |
[ C ] 長押し | TWELITE 無線モジュールのリセットピンを制御し、リセットします。 |
ESC | この画面を抜け、選択画面に戻る。 |
Windows
macOS
Linux
RasPi
アクト(Act)のビルドと書き換えを行います。 (Windows/Mac/Linux)
Actエクストラは、外部のオープンソースライブラリなどを利用したもの、比較的複雑な処理を行うものを収録しています。
この画面を開くと、プロジェクト一覧が表示されます。書き込みたいプロジェクトを選択すると、ビルド~書き込みを行います。書き込み終了後にEnter
または[ B ]
ボタンを押すことで、TWELITE無線モジュールをリセットし、インタラクティブモード画面(またはターミナル画面、要設定)に遷移します。
VSCodeを利用する設定(アプリ書換>codeでフォルダを開く)になっている場合は、ビルドは行わずbuild/
以下のBINファイルを書き込む画面を開きます。
ビルド対象となるプロジェクトは以下になります。
Windows
macOS
Linux
RasPi
アクト(Act)のビルドと書き換えを行います。 (Windows/Mac/Linux)
アクト(Act)の記述の参考となる小規模なソースコードが中心です。
この画面を開くと、プロジェクト一覧が表示されます。書き込みたいプロジェクトを選択すると、ビルド~書き込みを行います。書き込み終了後にEnter
または[ B ]
ボタンを押すことで、TWELITE無線モジュールをリセットし、インタラクティブモード画面(またはターミナル画面、要設定)に遷移します。
VSCodeを利用する設定(アプリ書換>codeでフォルダを開く)になっている場合は、ビルドは行わずbuild/
以下のBINファイルを書き込む画面を開きます。
ビルド対象となるプロジェクトは以下になります。
Windows
macOS
Linux
M5Stack
RasPi
ビルド済みのアプリ(.BINファイル)を書き込みます。
メニューを選択すると、ファイル一覧が表示されます。書き込みたいファームウェアを選択してください。
メニュー選択前に、書き込みむBINファイルを以下に格納しておきます。
BINフォルダにはTWELITE STAGEでビルドした .BIN ファイル(各プロジェクトのbuildフォルダ以下に格納)を、ファイル名を変更せず格納しておきます。
ファイル名によりBLUE/REDの識別を行っています。
Windows
macOS
Linux
RasPi
ビルド中の画面です。ビルドコマンドの内容はコンソール画面に出力されます。画面中の ... はビルドしているファイル数、下部の暗い色の表示はビルドしているファイル名です。
ビルドがエラーの場合は、上記のような画面になります。再ビルドの実行やエラーログの表示を行えます。また、一定時間でタイムうとして直線のメニューに戻ります。
画面上のエラーメッセージは、代表的なもののみ表示されます。ビルドが失敗したときエラー内容のメッセージが表示されない場合もあります。
ビルドが成功するとファームウェアを書き込む画面になります。
v1.0.2以降は、ファームウェア書き換え後に、書き換え内容を読み出して確認するベリファイ処理を行います。
書換がエラーの場合は、上記のような画面になります。
書換が無事成功すると上記のような表示になります。
v1.0.2以降は、ファームウェア書き換え後に、書き換え内容を読み出して確認するベリファイ処理を行います。
Windows
macOS
Linux
RasPi
TWELITE APPSのビルドと書き換えを行います。 (Windows/Mac/Linux)
TWENET C API によるC言語で記述され、そのまま利用いただく比較的規模の大きいソースコードが中心です。
この画面を開くと、プロジェクト一覧が表示されます。書き込みたいプロジェクトを選択すると、ビルド~書き込みを行います。書き込み終了後にEnter
または[ B ]
ボタンを押すことで、TWELITE無線モジュールをリセットし、インタラクティブモード画面(またはターミナル画面、要設定)に遷移します。
VSCodeを利用する設定(アプリ書換>codeでフォルダを開く)になっている場合は、ビルドは行わずbuild/
以下のBINファイルを書き込む画面を開きます。
ビルド対象となるプロジェクトは以下になります。
M5Stack
M5Stack特有の動作や利用方法について記載します。TWELITE STAGEボードが接続されていることを前提とします。
TWELITE STAGE APPでは、以下のGPIOを利用しています。
※ TWELITE STAGEボードでは、回路保護を目的とした抵抗などが配線されています。詳しくは回路図を参照ください。
上記、使用されているGPIOピンとの接続先については十分配慮してください。
以下は特に注意を払う必要があります。
TWELITE 無線マイコンの当該ピンの設定を出力とする。
例えばTWELITE STAGE ボードではGPIO05にDIO12(DI1)が接続されていますが、このピンをGNDに直接落したり、ファームウェアからDIO12を出力設定かつLOWに設定したりした場合、M5StackからGPIO05をHIGHレベル出力すると過大電流が流れます。
これらのピンに(TWELITE STAGEボード以外の)別のデバイスを接続している。
後述するfacesのキーパッドが該当します。TWELITE STAGE APPでは、起動時にキーパッドのI2Cデバイスを検出できた場合は、GPIO5の制御を省略するようにしています。
TWELITE STAGE アプリでは、多くの操作をキーボード前提としております。以下のキーボードに対応しています。
PS/2 コネクタ PS/2 キーボードを接続することが出来ます。USB共用タイプの一部など、場合によっては動作しないことも考えられます。
M5Stack 純正のカード型キーボード CardKB (Grove端子接続)です。
M5Stack faces の QWERTY タイプキーパッドが利用できます。
キーパッドの割り込みピンがTWELITE STAGE ボードで利用するSETピンと衝突するため、TWELITE STAGE起動時のI2Cバスチェックでキーパッドを検出した場合は、TWELITE STAGE APP ではSETピン制御を行わないようにしています。
同様に10キーパッドなども同じピンを割り込み用に使用しています。
TWELITE PALなどスリープによる間欠動作するファームウェアでは、設定(インタラクティブモード)画面に入るためにSET=LOWとして電源投入(リセット)を行いますが、この操作を手動で行う(具体的にはTWELITE STAGEボードのDI1ボタンをリセットを行う瞬間だけ押しておく)必要があります。
キーパッドを利用する場合、以下の割り当てを行っています。
TWELITE 無線マイコン用のファームウェアを M5Stack から書き込むことが出来ます。
Windows/Mac/Linuxにあるアクト(Act)のビルドなどは出来ません。
FAT32フォーマットしたSDカード上の最上位フォルダに BIN フォルダを作成し、BIN フォルダ中にファームウェアをコピーしておきます。
ファームウェアのファイル名により一部識別(RED/BLUE用)しているので、ファイル名はWin/Mac/Linux用のTWELITE STAGE でビルドしたファイル名は変更しないようにしてください。
Windows
macOS
Linux
RasPi
TWELITE 無線マイコンとのシリアル通信のログを記録することができます。
Alt(Cmd)+Lキーを押します。
ログ記録中にもう一度 Alt(Cmd) + L キーを押します。
ログの記録が終了し、その時のログファイルがOS標準の方法(Windowsならメモ帳、macOS ならコンソール)で開かれます。
※ RaspberryPi ではログファイルの保存のみで開く機能はありません。
TWELITE 無線マイコンから受信した文字列→そのまま記録されます
TWELITE 無線マイコンに送信した文字列→1文字ずつWindowsの場合は 「 」
macOS/Linux/RaspBerryPiは « »
で囲って記録します。
例えば«t»
とある場合はキーボードからt
を入力したことを意味します。
Windows
macOS
Linux
{TWELITE STAGE APP の実行形式のあるフォルダ}/log にログ開始時の日時を元にしたファイル名で保存されます。
Alt(Cmd)+Shift+L を押すことで、そのフォルダを開きます。
の値で、パケット種別です。CUEからのパケットは通常PKT_PAL=02になります。
の値で、パケット種別です。CUEからのパケットは通常PKT_PAL=02になります。
操作
[ A ]
メニュー選択 ↑
[ A ] 長押し
この画面を抜け、前メニューに戻る
[ B ]
選択
[ B ] 長押し
関連ウェブサイト(プロジェクトフォルダの000desc.txt
に登録がある場合)をOS標準のブラウザで開きます。
[ C ]
メニュー選択 ↓
[ C ] 長押し
フォルダ(プロジェクト、関連フォルダ)を開きます。設定メニューでVS Codeで開くように設定できます。
ESC
この画面を終了し、書換メニューに戻ります。
マウスクリック [ウェブ]
関連ウェブサイトを開きます。
マウスクリック [フォルダ] または [VSCode]
関連フォルダを開きます。
マウスクリック [▽] または [△]
次ページ、前ページに移動します。
操作
[ A ]
メニュー選択 ↑
[ A ] 長押し
この画面を抜け、前メニューに戻る
[ B ]
選択
[ B ] 長押し
関連ウェブサイト(プロジェクトフォルダの000desc.txt
に登録がある場合)をOS標準のブラウザで開きます。
[ C ]
メニュー選択 ↓
[ C ] 長押し
フォルダ(プロジェクト、関連フォルダ)を開きます。設定メニューでVS Codeで開くように設定できます。
ESC
この画面を終了し、書換メニューに戻ります。
マウスクリック [ウェブ]
関連ウェブサイトを開きます。
マウスクリック [フォルダ] または [VSCode]
関連フォルダを開きます。
マウスクリック [▽] または [△]
次ページ、前ページに移動します。
MWSDK_ROOT
標準では TWELITE STAGE APP の実行形式が格納されるフォルダにある MWSDK
フォルダ(つまり../MWSTAGE/MWSDK
)が指定されます。 MWSDK.ini
が指定される場合は、指定されたフォルダ名を採用します。
MWSDK_TWENET_LIBSRC
サンプルコードやTWELITE APPSのソースコードフォルダには、Microsoft社の Visual Studio Code (VS Code) 用の定義ファイルを予め作成しています。この定義ファイル中にVS Codeエディタ中でコード解釈を行う目的でライブラリソースコードの参照先を指定しますが、この環境変数を用いています。
MWSDK_TWENET_LIBSRC
環境変数が適切に指定されると、MWSDK以下ではないプロジェクトフォルダでもコード解釈が行われ、ライブラリ関数名の補完などが機能します。
(参考1)
LANG=C
ツールチェインのメッセージを規定の言語(英語)にするため、明示的に設定しています。
PATH
Windowsでは、SDK添付のmsysユーティリティへのPATHを追加します
MWSDK_MAKE_???
VS Codeの設定定義で利用します。
JOBS
: STAGE APPで設定された並列ビルド数を渡します
DISABLE_LTO
: LTOを無効化します(Windows
)
プラットフォーム
場所
Windows, Mac, Linux
{MWSTAGEフォルダ}/BIN
M5Stack
SDカード最上位フォルダにBINフォルダを作成しておく
操作
[ A ] 長押し
この画面を抜け、前メニューに戻る
[ B ]
エラー時に再ビルドする
[ C ]
エラーログを表示する (Windows/Mac)
エラーログは{プロジェクトフォルダ}/build/builderr.log
です。
[ C ] 長押し
フォルダ(プロジェクト、関連フォルダ)を開きます。設定メニューでVS Codeで開くように設定できます。
ESC
この画面を終了し、書換メニューに戻ります。
操作
[ A ] 長押し
この画面を抜け、前メニューに戻る
[ B ]
再度書換を行う(直前の書き換えメニューに戻ります。再書換のメニュー項目が選択されている状態なので、もう一度[ B ]を押すことで再書換操作になります)
ESC
この画面を終了し、書換メニューに戻ります。
操作
[ A ] 長押し
この画面を抜け、前メニューに戻る
[ B ]
TWELITE無線モジュールをリセットして、インタラクティブモード画面(または設定によりターミナル)画面に移動します。
ESC
この画面を終了し、書換メニューに戻ります。
操作
[ A ]
メニュー選択 ↑
[ A ] 長押し
この画面を抜け、前メニューに戻る
[ B ]
選択
[ B ] 長押し
関連ウェブサイト(プロジェクトフォルダの000desc.txt
に登録がある場合)をOS標準のブラウザで開きます。
[ C ]
メニュー選択 ↓
[ C ] 長押し
フォルダ(プロジェクト、関連フォルダ)を開きます。設定メニューでVS Codeで開くように設定できます。
ESC
この画面を終了し、書換メニューに戻ります。
マウスクリック [ウェブ]
関連ウェブサイトを開きます。
マウスクリック [フォルダ] または [VSCode]
関連フォルダを開きます。
マウスクリック [▽] または [△]
次ページ、前ページに移動します。
設定
内容
起動アプリ
TWELITE STAGE始動時にビューアアプリに移動する設定です。設定値は1..{ビューアアプリメニューで列挙されている数}です。 ※ シリアルデバイスIDを設定しておかないと、始動時に接続するシリアルデバイス選択画面で入力待ちになります。
画面サイズ・描画方法
Windows
macOS
Linux
RasPi
XYの2桁の文字で指定します(X:画面サイズ Y:描画方法)
X 0:640x480 1:960x720 2:1280x720 3:1280x960 4:1920x1080 5:320x240
Y 0:LCD風 1:CRT風 2:ぼやけ 3:ブロック
シリアルデバイスID
Windows
macOS
Linux
RasPi
設定はシリアルデバイス名または数値の1..9 を指定します。
※ 数値の場合はデバイス列挙順になります。
PS/2キーボードレイアウト
M5Stack
PS/2キーボードのレイアウトを指定します。0が英語、1が日本語レイアウトです。主に記号の配列が違います。
文字色・背景色
文字色、背景色を指定します。共通設定の色設定値は他の画面の設定にも継承されます。他の画面で未設定の場合は共通設定の色設定が採用されます。
色はRGB 24bitを16進数で指定しますが、内部的には16bit 565 形式に値が丸められます。
設定
内容
ビルド時のmakeジョブ数
Windows
macOS
Linux
RasPi
ビルドを行う際の並列ジョブ数です。適切な数を設定することでビルド時間の短縮を期待できます。
規定値0は(物理プロセッサ数-1)でジョブ数を計算しています。目安としては論理プロセッサ数を上限とすると良いでしょう。
codeでフォルダを開く (VSCode)
Windows
macOS
Linux
1を設定することでOS標準のフォルダウインドウの替わりにcodeコマンド(VS Code)でフォルダを開きます。
書換完了後の画面
Windows
macOS
Linux
RasPi
M5Stack
1を設定することでインタラクティブモード画面の替わりに、ターミナルを開きます。
2を設定することで、書換メニューに戻ります。
LTOを行わない
Windows
WindowのコンパイラはLTOの仕組みにより少しだけ小さいバイナリを生成することが可能ですがリンクに時間がかかります。この手順を省略しより高速なリンクを可能とします。
設定
内容
r
セクタを読み出します。0..59を入力すると、入力したセクタ番号のセクタの内容を表示します。
R
(YESを入力すると全セクタの読み出しを行いますが、一番最後の部分しか表示されません)
e
セクタを消去(0xFF)します。0..59を入力すると、入力したセクタ番号のセクタが消去されます。
E
YESを入力すると全セクタを消去します。
接続先
GPIO16,17
TWELITE UART 接続
GPIO02
TWELITE PRGピン
GPIO05
TWELITE SETピン(DI1)
GPIO26
TWELITE RSTピン
GPIO35,36
PS/2 キーボードコネクタ
キー
割り当て
Alt+1..9
数字の1..9
Alt+0
ESC
項目定義 | 詳細 |
| ブロックの区切り。現時点では |
| タイトル行です。 |
| 詳細の記述です。改行を含めて複数行にすることもできます。 |
| ウェブサイトへのリンクです。 |