M5Stack
M5Stack用の書き換えは以下をご覧ください。
M5Stack Core または faces をお使いの方は TWELITE STAGE ボードを利用することを推奨します。
TWELITE STAGE ボードのデータシートをご覧ください。
TWELITE DIPとの接続例です。シリアルポート(UART)のTX,RXのみのシンプルな接続です。この接続では TWELITE 上のファームウェアの書き込みなどが行えません。
以下の配線をすることで PGM/RESET/SET ピンが接続されます。TWELITE STAGEアプリケーションの全機能を利用する場合は以下の接続が必要になります。
ハードウェアの接続構成によっては、結線してはいけない場合もあります。ハードウェアの接続については M5Stack の資料も参考の上、十分注意して行ってください。
例: M5Stack faces の GPIO05 ピンは、キーパッドの割り込みピン(出力)が接続されているため、M5Stack側で出力制御を行うことはできません(故障の原因になりえます)。TWELITE STAGEアプリケーションでは、キーパッドに対応するI2Cデバイスを検出した場合は、出力制御しないようにしています。
※ 上記配線にはPS/2接続は記載していません。
TWELITE_Stage インストール (Windows10)
Windows
以下の環境で開発しています。
Windows10 バージョン 1903
VisualStudio 2019 (32bit ビルド)
FTDI 社の FT232 シリーズが動作するようにデバイスドライバのインストールが必要な場合があります。MONOSTICK や TWELITE-R が認識できていない場合は、https://www.ftdichip.com より D2XX ドライバを導入してみてください。
Visual Studio 2019 の Visual C++ 頒布可能コード(ランタイムライブラリ)が必要になる場合があります。アプリケーションの起動時にエラーが出て起動しない場合は、本パッケージで再配布する TWELITE_Stage¥INSTALL¥VC_redist.x86.exe またはマイクロソフト社のウェブサイトから入手して、インストールしてください。配布バイナリは 32bit です。
TWELITE_Stage インストール (Raspberry Pi) - 暫定版
RasPi
TWELITE Stage アプリは Raspberry Pi で動作します。
X11を用いないフレームバッファによる描画を行います。
マウスとタッチスクリーンに対応します。
ビルドツールチェインが付属しコンパイルも可能です。
TWELITE STAGE は以下の環境で開発・動作確認しています。
Hardware
Raspberry Pi 3 Model B
LCD Screen: Raspberry Pi Touch Display (7")
OS & distribution
Raspberry PI OS (32bit) Lite (Version:August 2020)
1回目の起動で /dev/serial0
の動作が失敗することがある。
Raspberry Pi 4B ではタッチスクリーンの動作は未検証です。
TWELITE STAGE への入力文字列が/dev/tty1
上で動作してるシェルやgettyへ入力文字列がそのまま渡されます。/dev/tty1
から起動することを推奨します。
他のインストールや動作のプログラム(X11など)に影響を受けることがあります。
ダウンロードしたアーカイブファイルは、パス名に空白や日本語などが含まれないディレクトリに展開します。
以下ではRaspberry Piのホームディレクトリに展開してます。
TWELITE STAGE から MONOSTICK や TWELITE-R を認識するためには、ftdi_sioモジュールをアンロードし、また、USBデバイスに対して読み書き権限が必要になります。
USBデバイスのIDは以下のようになります。
ベンダーID 0x0403
プロダクトID 0x6001(MONOSTICK,TWELITE R) または 0x6015 (TWELITE R2)
この設定を自動化するための udev の設定スクリプトを用意しています。/etc/udev/rules.d
に定義をコピーして、設定をリロードしています。設定後は USB デバイスを抜き差ししてから TWELITE_Stage.run
を実行してください。起動直後の画面で USB デバイスが表示されれば、設定が反映されています。
定義ファイル(読みやすいように改行しています)
上述の環境では、raspi-config
よりシリアルポートの設定をすることで /dev/serial0
が利用可能になります。
TWELITE, RaspberryPi ともに製造元のマニュアルを参照ください。
DIP# は TWELITE DIP のピン番号です。
上記配線は TWELITE 無線マイコンモジュールが安定稼働することを保証するものではありません。
X11のデスクトップ上では動作しません。X11を終了しておきます。
TWELITE_Stage.run
を実行します。スクリーン画面上のTWELITE Stageアプリが表示されます。
マウスとタッチパネルに対応します。
TWELITE Stage アプリ中で、入力した文字はコンソール画面にも表示される場合があります。
TWELITE_Stage.run
起動時に以下のエラーが出る場合があります。
無視しても構いません。
ビルド時はCPU数が4以上の場合は、CPU数を一つ引いた値の並列コンパイルを実行します(4コアなら3並列)。場合によってはメモリ不足が発生するかもしれません。その場合は並列数を変更してください。
この情報は十分な検証を行っていません。
以下の設定が必要です。OpenGL関連のドライバが有効にする必要があります。
raspi-config
の Advanced Settings → A2 GL Driver → G2 GL (Fake KMS) を選択する
libgles-dev
パッケージを導入しておく
タッチスクリーンの動作は未検証です
TWELITE_Stage インストール (Linux)
Linux
TWELITE R2 のUSBデバイスIDが従来の0403:6001から0403:6015に変わっています。udevの設定追加が必要です。
32bit版は用意しておりません。
Linux環境はディストリビューションやバージョンによって、用意されているパッケージの種類が違っています。個別にパッケージ等のインストールや設定が必要になる場合があります。
エラーメッセージ等を手がかりに一般の情報を参照いただくようお願いいたします。
TWELITE STAGE は以下の環境で開発・動作確認しています。
Ubuntu 16.04, 18.04, 20.04
NNLinux Beta8 64bit
Centos7
TWELITE STAGE から MONOSTICK や TWELITE-R を認識するためには、ftdi_sioモジュールをアンロードし、また、USBデバイスに対して読み書き権限が必要になります。
USBデバイスのIDは以下のようになります。
ベンダーID 0x0403
プロダクトID 0x6001(MONOSTICK,TWELITE R) または 0x6015 (TWELITE R2)
この設定を自動化するための udev の設定スクリプト(Ubuntu, CentOS) を用意しています。/etc/udev/rules.d
に定義をコピーして、設定をリロードしています。設定後は USB デバイスを抜き差ししてから TWELITE_Stage.run
を実行してください。起動直後の画面で USB デバイスが表示されれば、設定が反映されています。
定義ファイル(読みやすいように改行しています)
定義ファイル(読みやすいように改行しています)
必要に応じてお使いのデスクトップ環境に合わせて、プログラムを登録してください。
Ubuntu用の定義ファイル生成スクリプトを用意しています。
このスクリプトは .desktop
ファイル(アプリ定義)を$HOME/.local/share/applications
に作成します。
スクリプト実行後に、アプリケーション一覧に TWELITE STAGE のアイコンが追加されます。
TWELITE_Stage インストール (macOS)
macOS
以下の環境で開発しています。
macOS Mojave (10.14.6)
macOS Catalina (10.15.4)
macOS BigSur (11.1, Device Transfer Kit)
ダウンロードアーカイブには署名しておりません。実行時には、インターネットからダウンロードされたアプリケーションとしてセキュリティ警告が出る場合があります。
TWELITE_Stage をインストールしたパスからの実行許可を要求される場合があります。
ビルド実行時に make ユーティリティのインストールダイアログが出る場合があります。
ツールチェインにはコード署名がなされていますが、コード署名が正しく認証されない場合は、ビルドツールチェイン (ba-elf-gcc など) の実行形式一つずつについて、動作許可を求められる場合があります。
上記は TWELITE_Stage の動作のためには許可を与えたり、インストール作業が必要になります。
※ OSバージョンの違いなどにより、別の手順で行う必要がある場合があります。
コマンドドライン (bash) にて、make を実行した時エラーが出る場合は XCode のインストールを行います。
インストール完了後、make を入力して以下のメッセージが出れば OK です。
MONOSTICKやTWELITE-R には FTDI社 (https://www.ftdichip.com) の FT232 シリーズの半導体が使用されています。利用するためにはデバイスドライバについて対処が必要になる場合があります。
TWELITE_Stageを起動しても、シリアルポートが表示されない場合は、FTDI社のドライバをアンロード(無効に)する必要があります。以下の「参考」を参照ください。
このユーティリティは当社のMONOSTICKやTWELITE-Rが挿入された時に、OS標準のデバイスドライバのロードを抑制するものですが、当社以外のデバイスに(同じUSBのIDを持つもの)対しても抑制します。
FTDI 関連のドライバをアンロードします。
より D2xxHelper をダウンロードして使用してください。当アーカイブ TWELITE_Stage/INSTALL フォルダにも同じものを収録しています。
install
環境に依存して、本アプリケーションが動作しない、また、各種設定が必要な場合があります。問題が発生した場合は、本資料の記述を参考に環境を整備いただくようお願いいたします。
開発環境を構築するためには、ソフトウェア群のインストール、またこれらの利用許諾に同意する必要があります。また、PC、ワークステーション上でセキュリティ設定等が必要になる場合があります。
配布時には十分注意しておりますが、ウィルスなどの確認はお客様のほうでも留意いただくようお願いいたします。
お客様のセキュリティの考え方や運用(例:外部アプリケーションのインストールの可否)については、お客様の環境の管理者にご確認ください。
併せて「アプリケーションの配布と実行について」をご覧ください。以下に関する話題が含まれます。
ダウンロードしたファイルとの同一性の確認について
macOS/Windows上でのコード署名の取り扱いについて