MWSDK_ROOT
標準では TWELITE STAGE APP の実行形式が格納されるフォルダにある MWSDK
フォルダ(つまり../MWSTAGE/MWSDK
)が指定されます。 MWSDK.ini
が指定される場合は、指定されたフォルダ名を採用します。
MWSDK_TWENET_LIBSRC
サンプルコードやTWELITE APPSのソースコードフォルダには、Microsoft社の Visual Studio Code (VS Code) 用の定義ファイルを予め作成しています。この定義ファイル中にVS Codeエディタ中でコード解釈を行う目的でライブラリソースコードの参照先を指定しますが、この環境変数を用いています。
MWSDK_TWENET_LIBSRC
環境変数が適切に指定されると、MWSDK以下ではないプロジェクトフォルダでもコード解釈が行われ、ライブラリ関数名の補完などが機能します。
(参考1)
LANG=C
ツールチェインのメッセージを規定の言語(英語)にするため、明示的に設定しています。
PATH
Windowsでは、SDK添付のmsysユーティリティへのPATHを追加します
MWSDK_MAKE_???
VS Codeの設定定義で利用します。
JOBS
: STAGE APPで設定された並列ビルド数を渡します
DISABLE_LTO
: LTOを無効化します(Windows
)
TWELITE STAGE APP は、TWELITE STAGE SDKパッケージ内のフロントエンドアプリケーションとして動作します。ここでは、そのフォルダ構成について解説します。
MWSDK フォルダには、TWELITE無線マイコンのソフトウェアを構築するためのライブラリや、サンプル、TWELITE APPS のソースコードが含まれます。
MWSDK/
フォルダの替わりに別のフォルダを指定したいときに編集します。複数のライブラリバージョンを混在させる場合に便利です。上記の例では MWSDK2020_10
フォルダを利用します。
TWELITE STAGE APP の [BINから選択] メニューを選択したとき、このフォルダにある TWELITE 無線マイコン用のファームウェアファイル (.BIN) が列挙されます。
TWELITE STAGE APP でシリアルポートのログ機能を実行したときに、このフォルダにログファイルが格納されます。
gcc, g++ などのクロスコンパイラの toolchain などが含まれます。
プラットフォーム特有のユーティリティもこのフォルダに格納されます。詳しくは Tools/reame-j.txt
を参照してください。
本機能は標準的に提供する機能外として粗紹介します。記載の内容と異なった動作になる場合もあります。
以下の順でビルドプロジェクトフォルダ (Act_samples など) を検索します。
TWELITE STAGE APPが起動したときのフォルダ
TWELITE STAGE APPの実行形式があるフォルダ
{MWSDKフォルダ}/..
{MWSDKフォルダ}
MWSDK は TWELITE STAGE APP の実行形式があるフォルダを起点に検索します。
Wks_Acts
フォルダが存在する場合は、Act_samples
フォルダの替わりに、このフォルダをメニューの[Actビルド&書換]メニューから参照します。
自身で作成するビルドプロジェクトを Wks_Acts に格納したいといった用途を想定しています。
項目定義
詳細
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