M5Stackでの利用
M5Stack
M5Stack特有の動作や利用方法について記載します。TWELITE STAGEボードが接続されていることを前提とします。
利用するGPIOについて
TWELITE STAGE APPでは、以下のGPIOを利用しています。
接続先
GPIO16,17
TWELITE UART 接続
GPIO02
TWELITE PRGピン
GPIO05
TWELITE SETピン(DI1)
GPIO26
TWELITE RSTピン
GPIO35,36
PS/2 キーボードコネクタ
※ TWELITE STAGEボードでは、回路保護を目的とした抵抗などが配線されています。詳しくは回路図を参照ください。
上記、使用されているGPIOピンとの接続先については十分配慮してください。
以下は特に注意を払う必要があります。
TWELITE 無線マイコンの当該ピンの設定を出力とする。
例えばTWELITE STAGE ボードではGPIO05にDIO12(DI1)が接続されていますが、このピンをGNDに直接落したり、ファームウェアからDIO12を出力設定かつLOWに設定したりした場合、M5StackからGPIO05をHIGHレベル出力すると過大電流が流れます。
これらのピンに(TWELITE STAGEボード以外の)別のデバイスを接続している。
後述するfacesのキーパッドが該当します。TWELITE STAGE APPでは、起動時にキーパッドのI2Cデバイスを検出できた場合は、GPIO5の制御を省略するようにしています。
キーボード
TWELITE STAGE アプリでは、多くの操作をキーボード前提としております。以下のキーボードに対応しています。
PS/2コネクタ
PS/2 コネクタ PS/2 キーボードを接続することが出来ます。USB共用タイプの一部など、場合によっては動作しないことも考えられます。
CardKB
M5Stack 純正のカード型キーボード CardKB (Grove端子接続)です。
M5Stack faces QWERTYタイプキーパッド
M5Stack faces の QWERTY タイプキーパッドが利用できます。
キーパッドの割り込みピンがTWELITE STAGE ボードで利用するSETピンと衝突するため、TWELITE STAGE起動時のI2Cバスチェックでキーパッドを検出した場合は、TWELITE STAGE APP ではSETピン制御を行わないようにしています。
同様に10キーパッドなども同じピンを割り込み用に使用しています。
TWELITE PALなどスリープによる間欠動作するファームウェアでは、設定(インタラクティブモード)画面に入るためにSET=LOWとして電源投入(リセット)を行いますが、この操作を手動で行う(具体的にはTWELITE STAGEボードのDI1ボタンをリセットを行う瞬間だけ押しておく)必要があります。
キーパッドを利用する場合、以下の割り当てを行っています。
キー
割り当て
Alt+1..9
数字の1..9
Alt+0
ESC
アプリ書換
TWELITE 無線マイコン用のファームウェアを M5Stack から書き込むことが出来ます。
Windows/Mac/Linuxにあるアクト(Act)のビルドなどは出来ません。
FAT32フォーマットしたSDカード上の最上位フォルダに BIN フォルダを作成し、BIN フォルダ中にファームウェアをコピーしておきます。
ファームウェアのファイル名により一部識別(RED/BLUE用)しているので、ファイル名はWin/Mac/Linux用のTWELITE STAGE でビルドしたファイル名は変更しないようにしてください。
最終更新