フォルダ構成について

フォルダ構成について

TWELITE STAGE APP は、TWELITE STAGE SDKパッケージ内のフロントエンドアプリケーションとして動作します。ここでは、そのフォルダ構成について解説します。

MWSTAGE/            : TWELITE STAGE SDK インストール
  TWELITE_Stage.??? : 実行形式 (Windwows .exe, macOS .command, Linux .run)
  TWELITE_Stage.sav : 設定ファイル
  TWELITE_Stage.ini : その他設定
  TWELITE_Stage/    : TWELITE STAGE APP の関連ファイル

  MWSDK/            : MWSDKのライブラリなど
  BIN/              : [BINファイル選択]時の格納先
  log/              : ログ・データベース格納先

  Tools/            : gcc コンパイラなどのツール一式

  flask_wsns_db/    : Python, Flask, sqlite3 による簡易的なサーバ

MWSDK フォルダ

MWSDK/
  Act_samples/        : mwx ライブラリによるサンプルコード
  Wks_TweApps/        : TWELITE APPS のソースコード
  Act_extras/         : mwx ライブラリによるより専門的なサンプル、他のライブラリを引用したもの
  TWENET/             : TWENET ライブラリ (mwx ライブラリなど)
  ChipLib/            : 半導体ライブラリ
  MkFiles/            : Makefile の本体処理部分
  docs/               : ライブラリマニュアルなど
  LICENSE             : MWSDKのライセンス記述
  000manifest         : MWSDKのバージョン情報
  ReleaseNotes.md     : 更新履歴(トップページ)
  ReleaseNotes_en.md  : 更新履歴(英語)
  ReleaseNotes_jp.md  : 更新履歴(日本語)

MWSDK フォルダには、TWELITE のソフトウェアを構築するためのライブラリや、サンプル、TWELITE APPS のソースコードが含まれます。

TWELITE_Stage.sav

TWELITE Stage アプリ内での設定情報を記録します。

ファイル名は TWELITE_Stage アプリのファイル名 + .sav です。

TWELITE_Stage.ini

iniファイルの詳細はこちら

  • MWSDK= MWSDK/ フォルダの替わりに別のフォルダを指定したいときに編集します。複数のライブラリバージョンを混在させる場合に便利です。上記の例では MWSDK2020_10フォルダを利用します。

  • LANG= TWELITE Stage の表示言語を英語にする場合は LANG=en を指定します。

設定の異なる TWELITE Stage を実行する

TWELITE_Stage.exe (Windows の場合) を別のファイル名でコピーします。 例えば TWS1.exe と変更した場合は、TRS1.sav, TRS1.ini という設定ファイルを参照します。

BIN フォルダ

TWELITE STAGE APP の [BINから選択] メニューを選択したときには、このフォルダにある ファームウェアファイル (.BIN) を利用します。

log フォルダ

TWELITE STAGE APP でシリアルポートのログ機能を実行したときには、このフォルダにログファイルを格納します。

グラフ機能を用いた場合のデータベースファイルの格納先や、csvファイルの出力先もこのフォルダです。

Tools フォルダ

gcc, g++ など、クロスコンパイラの toolchain 等が含まれます。

プラットフォーム特有のユーティリティもこのフォルダに格納されます。詳しくは Tools/readme.txt を参照してください。

flask_wsns_db フォルダ

TWELITE STAGE APP のセンサーグラフビューアで作成したデータベースにアクセスするためのPythonのサンプルスクリプトです。 本サンプルでは表やグラフでデータをWebブラウザで閲覧することができます。

詳しくは flask_wsns_db/README.html を参照してください。

ビルドプロジェクトフォルダについて

本機能は標準的に提供する機能ではないものとして紹介します。記載の内容と異なった動作になる場合もあります。

フォルダの検索順

TWELITE STAGE APP は、以下の順でビルドプロジェクトフォルダ (Act_samples など) を検索します。

  1. TWELITE STAGE アプリが起動したときのフォルダ

  2. TWELITE STAGE アプリの実行形式があるフォルダ

  3. {MWSDKフォルダ}/..

  4. {MWSDKフォルダ}

MWSDK は TWELITE STAGE APP の実行形式があるフォルダを起点に検索します。

Wks_Acts

Wks_Acts フォルダを作成した場合には、Act_samples フォルダの替わりに、このフォルダをメニューの[Actビルド&書換]メニューから参照します。

自身で作成するビルドプロジェクトを Wks_Acts に格納したいといった用途を想定しています。

最終更新