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TWELITE STAGE
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環境変数について

環境変数について
TWELITE STAGE APP では、内部的に環境変数を設定して make などのビルドプログラムの動作を行います。事前に環境変数の設定は不要です。

内部的に設定される環境変数

環境変数
解説
MWSDK_ROOT
標準では TWELITE STAGE APP の実行形式が格納されるフォルダにある MWSDK フォルダ(つまり../MWSTAGE/MWSDK)が指定されます。 MWSDK.iniが指定される場合は、指定されたフォルダ名を採用します。
MWSDK_TWENET_LIBSRC
サンプルコードやTWELITE APPSのソースコードフォルダには、Microsoft社の Visual Studio Code (VS Code) 用の定義ファイルを予め作成しています。この定義ファイル中にVS Codeエディタ中でコード解釈を行う目的でライブラリソースコードの参照先を指定しますが、この環境変数を用いています。 MWSDK_TWENET_LIBSRC環境変数が適切に指定されると、MWSDK以下ではないプロジェクトフォルダでもコード解釈が行われ、ライブラリ関数名の補完などが機能します。(参考1)
LANG=C
ツールチェインのメッセージを規定の言語(英語)にするため、明示的に設定しています。
PATH
Windowsでは、SDK添付のmsysユーティリティへのPATHを追加します
MWSDK_MAKE_JOBS MWSDK_MAKE_DISABLE_LTO
VS Codeの設定定義で利用します。 JOBS : STAGE APPで設定された並列ビルド数を渡します DISABLE_LTO : LTOを無効化します(Windows)

参考1

.vscode/settings.json の設定例(抜粋)
"C_Cpp.default.includePath": [
"${env:MWSDK_TWENET_LIBSRC}/include/**",
"${env:MWSDK_TWENET_LIBSRC}/src/**"
],
"C_Cpp.default.browse.path": [
"${env:MWSDK_TWENET_LIBSRC}/include/**",
"${env:MWSDK_TWENET_LIBSRC}/src/**"
],
"../../"で始まる定義は、TWELITE STAGEアプリからプロジェクトを開く場合は不要です。環境変数MWSDK_TWENET_LIBSRCを設定しない場合に、既定のフォルダ構成の時にソース参照先を指定しています。