フォルダ構成について

TWELITE STAGE APP は、TWELITE STAGE SDKパッケージ内のフロントエンドアプリケーションとして動作します。ここでは、そのフォルダ構成について解説します。

../MWSTAGE/            TWELITE STAGE SDK インストール
    /TWELITE_Stage.??? 実行形式 (Windwows .exe, macOS .command, Linux .run)
    /TWELITE_Stage.sav 設定ファイル
    /TWELITE_Stage.ini その他設定(MWSDKディレクトリ名指定)
    /TWELITE_Stage/    TWELITE STAGE APP の関連ファイル

    /MWSDK/            MWSDKのライブラリなど
    /BIN/              [BINファイル選択]時の格納先
    /log/              ログ格納先
    
    /Tools/            gcc コンパイラなどのツール一式
    
※ 本構成は MWSDK2020_11 以降です。
※ MWSDK2020_10以前との大きな相違は Tools の配置です。
../MWSTAGE/
    /MWSDK/
      /Tools/          <= Tools は MWSDK内に格納
    (/MWSDK.ini) .     <= MWSDK.ini は非対応

MWSDK フォルダ

MWSDK/
  Act_samples/   : mwx ライブラリによるサンプルコード 
  Wks_TweApps/   : TWELITE APPS のソースコード 
  Act_extras/    : mwx ライブラリによるより専門的なサンプル、他のライブラリを引用したもの
  TWENET/        : TWENET ライブラリ (mwx ライブラリなど) 
  ChipLib/       : 半導体ライブラリ  
  MkFiles/       : Makefile の本体処理部分     
  000manifest    : MWSDKのバージョン情報

MWSDK フォルダには、TWELITE無線マイコンのソフトウェアを構築するためのライブラリや、サンプル、TWELITE APPS のソースコードが含まれます。

MWSDK.ini

# MWSDK.ini の例
# MWSDK=MWSDK
MWSDK=MWSDK2020_10

MWSDK/ フォルダの替わりに別のフォルダを指定したいときに編集します。複数のライブラリバージョンを混在させる場合に便利です。上記の例では MWSDK2020_10フォルダを利用します。

BINフォルダ

TWELITE STAGE APP の [BINから選択] メニューを選択したとき、このフォルダにある TWELITE 無線マイコン用のファームウェアファイル (.BIN) が列挙されます。

logフォルダ

TWELITE STAGE APP でシリアルポートのログ機能を実行したときに、このフォルダにログファイルが格納されます。

Tools フォルダ

gcc, g++ などのクロスコンパイラの toolchain などが含まれます。

プラットフォーム特有のユーティリティもこのフォルダに格納されます。詳しくは Tools/reame-j.txt を参照してください。

ビルドプロジェクトフォルダについて

本機能は標準的に提供する機能外として粗紹介します。記載の内容と異なった動作になる場合もあります。

フォルダの検索順

以下の順でビルドプロジェクトフォルダ (Act_samples など) を検索します。

  1. TWELITE STAGE APPが起動したときのフォルダ

  2. TWELITE STAGE APPの実行形式があるフォルダ

  3. {MWSDKフォルダ}/..

  4. {MWSDKフォルダ}

MWSDK は TWELITE STAGE APP の実行形式があるフォルダを起点に検索します。

Wks_Acts

Wks_Acts フォルダが存在する場合は、Act_samples フォルダの替わりに、このフォルダをメニューの[Actビルド&書換]メニューから参照します。

自身で作成するビルドプロジェクトを Wks_Acts に格納したいといった用途を想定しています。

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