フォルダ構成について
フォルダ構成について
TWELITE STAGE APP は、TWELITE STAGE SDKパッケージ内のフロントエンドアプリケーションとして動作します。ここでは、そのフォルダ構成について解説します。
MWSDK フォルダ
MWSDK フォルダには、TWELITE のソフトウェアを構築するためのライブラリや、サンプル、TWELITE APPS のソースコードが含まれます。
TWELITE_Stage.sav
TWELITE Stage アプリ内での設定情報を記録します。
ファイル名は TWELITE_Stage アプリのファイル名 + .sav
です。
TWELITE_Stage.ini
iniファイルの詳細はこちら。
MWSDK=
MWSDK/
フォルダの替わりに別のフォルダを指定したいときに編集します。複数のライブラリバージョンを混在させる場合に便利です。上記の例ではMWSDK2020_10
フォルダを利用します。LANG=
TWELITE Stage の表示言語を英語にする場合はLANG=en
を指定します。
設定の異なる TWELITE Stage を実行する
TWELITE_Stage.exe
(Windows の場合) を別のファイル名でコピーします。 例えば TWS1.exe
と変更した場合は、TRS1.sav
, TRS1.ini
という設定ファイルを参照します。
BIN フォルダ
TWELITE STAGE APP の [BINから選択] メニューを選択したときには、このフォルダにある ファームウェアファイル (.BIN) を利用します。
log フォルダ
TWELITE STAGE APP でシリアルポートのログ機能を実行したときには、このフォルダにログファイルを格納します。
グラフ機能を用いた場合のデータベースファイルの格納先や、csvファイルの出力先もこのフォルダです。
Tools フォルダ
gcc, g++ など、クロスコンパイラの toolchain 等が含まれます。
プラットフォーム特有のユーティリティもこのフォルダに格納されます。詳しくは Tools/readme.txt
を参照してください。
flask_wsns_db フォルダ
TWELITE STAGE APP のセンサーグラフビューアで作成したデータベースにアクセスするためのPythonのサンプルスクリプトです。 本サンプルでは表やグラフでデータをWebブラウザで閲覧することができます。
詳しくは flask_wsns_db/README.html
を参照してください。
ビルドプロジェクトフォルダについて
本機能は標準的に提供する機能ではないものとして紹介します。記載の内容と異なった動作になる場合もあります。
フォルダの検索順
TWELITE STAGE APP は、以下の順でビルドプロジェクトフォルダ (Act_samples など) を検索します。
TWELITE STAGE アプリが起動したときのフォルダ
TWELITE STAGE アプリの実行形式があるフォルダ
{MWSDKフォルダ}/..
{MWSDKフォルダ}
MWSDK は TWELITE STAGE APP の実行形式があるフォルダを起点に検索します。
Wks_Acts
Wks_Acts
フォルダを作成した場合には、Act_samples
フォルダの替わりに、このフォルダをメニューの[Actビルド&書換]メニューから参照します。
自身で作成するビルドプロジェクトを Wks_Acts に格納したいといった用途を想定しています。
最終更新